血圧測定するときのポイント!

◆血圧とは

血圧とは、心臓から拍出された血液が血管壁を押し上げることによって生じる圧力のことです。血圧は心臓が収縮するときに最も高い数値を示し、これを最高血圧、または収縮期血圧といいます。また心臓が拡張するときに最も低い数値を示し、これを最低血圧、または拡張期血圧とよびます。

【高血圧の基準値】

診察室血圧として 上140mmHg/下90mmHg未満、
家庭内血圧として 上135mmHg/下85mmHg未満が基準となっています。
最高血圧、最低血圧のどちらか、あるいは両方が正常値を上回ると高血圧が疑われます。
アクトスで測る血圧については家庭血圧を基準にするとよいでしょう。

また高血圧ではありませんが、注意したい高値血圧という指標もあります。

・高値血圧の基準値

診察室血圧として 上130~139/下80~89
家庭内血圧として 上125~134/下75~84
高値血圧は「高血圧の一歩手前で、注意が必要なレベル」になります。
血圧は年齢とともに高くなる傾向がありますので、定期的に測定していきましょう!

◆血圧を測るタイミング

血圧は常に一定ではなく、時間帯や季節、食事、運動などの日常生活、精神的ストレスや測定時の室温など、さまざまな原因により変動します。
例えばジムで運動すると一時的に血圧は上昇しますが、運動後安静にすることで自然に下がります。
自身の正確な血圧を把握するためには、決まった時間に同じ姿勢をとり、リラックスした状態で測ることが大切です。
おすすめは「運動前」に測定することです。運動後になりますと運動強度、休憩時間によって血圧が変動し、正確な数値を把握することができません。

血圧測定は、体の状態を表す大切な指標です。
高血圧の状態が長く続くと心臓や血管に負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞、心不全といった病気を引き起こす恐れがありますが、適切な運動は血圧を下げる効果があることがわかっています。

健康のバロメーターとして、アクトスにご来店されたら血圧を測定する習慣をつけていきましょう!