店舗からのお知らせ
プロテインのススメ
2021.07.14
DNSブランドのプロテインを販売することになりました。
そこで、知っている方も知らなかった方もプロテインについて一読してもらえると
嬉しい限りです。
・プロテインとは
プロテインと聞くと、危険な成分が入っていない?薬なの?といったような声を
聞くことがあります。おそらく筋肉増強剤のステロイドと混同する方がいらっ
しゃいますが、「プロテイン」とは「たんぱく質」を英語訳したもので、決して
薬剤の類ではありません。
ここで述べるプロテインはプロテインパウダーと定義させて頂きます。
・どのような人が摂取すべきか
プロテインを飲む人=筋肥大を目的としたマッチョのもの!というイメージは
ありませんか?残念ながらそのイメージはかなり古いです!
そもそもプロテインは先に述べたようにただのたんぱく質です。人体を形成する
筋肉はもちろん、内臓・血液・骨・皮膚・爪・髪の毛に至るまでたんぱく質から
できおり、生命維持に必要な栄養素の一つと言えます。
つまり、たんぱく質は誰もが摂取すべきものです。
・どのくらいのたんぱく質が必要か?
たんぱく質必要摂取量として、厚生省は体重1kgに対して1gが「最低」必要量と
していますが、あくまで最低値です。しかしながらこの最低値を毎日、動物性
たんぱく質で補えている方はかなり少ないのが現状です。
しかも当店に来ている方は、現状維持をしたい、体力をつけたい、痩せたい、
筋肥大したいという方ばかりだと思います。
そのような方にとって体重1kgに対して1gのたんぱく質では、圧倒的に摂取量
が足りません。おおよその適正摂取量は体重1kgに対し、1.3~2gが必要と
されています。
・では食事でとればいい?
食事で補えるのあればプロテインは「ほぼ」必要ありません。
適正摂取量ですが、体重70kgの方であれば、1日のたんぱく質摂取量は
90g~140gとなります。ここでの摂取量は肉や魚を90g~140g食べれば
いいわけではありません。例えばコンビニやスーパーなどでよく見るサラダチキン
(鳥の胸肉)が100gでたんぱく質含有量が20~25g程度ですので、1日4枚から
6枚程度食べれば1日に必要なたんぱく質摂取量になります。
ただ、なかなかキツイ話ではないですか?
そこで、普段の足りないたんぱく質をプロテインから補うことで簡単に必要量を
摂取することができます。
更に食事で必要量のたんぱく質を摂取する際、どうしても余計な脂質や糖質を摂取
しがちです。そんな時にプロテインは、ほぼたんぱく質だけしか摂取しないので、
カロリーを大幅に抑えることができます。
この項の最初に述べた食事で補えれば「ほぼ」必要ないとは上記のように摂取
カロリーを考慮しない場合となります。
・どんなタイミングで飲めばいいの?
一度に大量のたんぱく質を摂取しても体に取り込める限界があります。
そして、プロテインパウダーを摂取するタイミングに『正解』はありません。
しかし、何度かに分けて摂ることを前提とすれば、1日3回くらいに分けることを
お勧めします。均等に時間を空ければ、タンパク質から生まれたアミノ酸が常に
体内で満たされている状態になるので、目安としては朝食、昼食、夕食の合間、
つまり『食間』に摂取するのが効果的と言えます。
運動する日に関しては、運動後よりも運動開始30分~60分前に摂取しアミノ酸
血中濃度を高くしておくことで、運動時の筋肉の分解を防ぎ筋合成の効率を上げる
ことができます(最近のエビデンスで運動開始直後から筋合成が盛んに行われること
分かってきました)。
例えば夕方に運動を行う場合、朝食時・昼食時・運動前といった感じが効果的です。
・最後に
健康な体作りに筋力アップは欠かせません。一生懸命運動しても食事を蔑ろにすれば
せっかくの体の成長機会を逃すことになります。
プロテインはトレーニングを頑張るあなたの強い味方です。
正しい知識と摂取方法を理解して理想の体を手に入れましょう!