ジム初心者がスポーツクラブで気をつけたいこと

フィットネスジムでの運動やスタジオプログラムに参加することを日常の習慣にしている人も増えてきました。

初めての方は体力面や設備面以外にも不安がありますよね。 

自宅で行うダイエットとは違い、スポーツクラブには知っておきたいルールやマナーがいくつかあります。 

今回は、ジム初心者の方がスポーツクラブで見落としがちなルールやマナーについて解説します。スポーツクラブに通い始めたばかりの方、またこれからジムに通おうと考えている方はぜひこの情報をチェックして気持ちよくスポーツクラブを利用しましょう。

この記事の目次

  1. 初心者が知っておきたいジムの3つの基本ルール
  2. 初心者が知っておきたいスポーツクラブでの最低限のマナー4選
  3. こんなときどうする?初心者女性が気を付けたいこと
  4. 安全に気持ちよくスポーツクラブを使おう
ジム初心者がスポーツクラブで気をつけたいこと

ジム初心者が知っておきたいの3つの基本ルール

スポーツクラブに登録してみて実際に通い始めると「これはどうしたらいいんだろう」と悩んでしまうことも出てくるかもしれません。まずは知っておきたい3つのルールを解説します。

1. トレーニングをするときはタオルと飲み物が必須

「短時間のトレーニングだから汗もそんなにかかないだろう」と思っていたとしても、ジムではタオルと飲み物が必須です。

タオルがないとかいた汗が垂れ流しになってしまい、そのまま乾けばイヤな臭いが漂います。特にスタジオプログラムではたくさん汗をかきます。

 ヨガのようなリラックスしたクラスで、汗をかいていないように思えても人は汗をかいていますので、タオルを持って行ってこまめに拭くようにしましょう。クラブによってはレンタルタオルが用意されているところもあります。

2. マシンを使う順番は必ず守る

スポーツクラブによっては、1種類につき1つしかないようなマシンもあります。いくつかある場合でも、人気があるものは、順番を待っている人をよく見かけます。

マシンを使用するときは周りを見て順番を待っている人がいないか確認するようにしましょう。待っているのかそうでないのかわからない人がいたら、声をかけることでトラブルを防げます。

順番待ちのルールがあるかどうかは、店舗によって異なるので、一度見学や体験をしてみて、スタッフに確認してみることもおすすめです。

3. トレーニング中の人にむやみに近づいたり話しかけるのはNG

スポーツクラブで同じ目的の仲間ができれば、トレーニングのモチベーションもアップします。スポーツクラブにいる他の会員に話しかけたいという人もいるでしょう。

ただウエイトを持ってトレーニングしている人に話しかけるのは、怪我の原因にもなりとても危険です。また、近づきすぎるとマシンやケーブルにぶつかって怪我をしてしまう可能性もあります。

話しかけるならトレーニングをしていない時に話しかけ、トレーニングをしている最中の人からは距離を取るようにしましょう。

もしトレーニング中にわからないことが出てきた場合には、基本的にはトレーニング中の人ではなく、周りにいるスタッフに聞くようにしてください。スタッフならトレーニングの正しい知識を丁寧に教えてくれるはずです。

初心者が知っておきたいスポーツクラブでの最低限のマナー4選

スポーツクラブではルール同様に、その場にいる人たち全員が気持ちよくトレーニングするために守りたいマナーがあります。スポーツクラブに通うならば、そのマナーを予め知っておく事で余計なトラブルを回避できます。

1. 使用したマシンは必ず拭く

トレーニングに使用する各マシン周辺には、必ずタオルや除菌スプレーが備え付けられています。マシンは不特定多数の人が使用するものですが、誰もがいつでも清潔な状態で使えるように、使用したら拭くことがマナーです。

筋トレ用のマシンだけでなく、ランニングマシンやバイクなどの有酸素運動用のマシンなども使用したら必ず拭くようにしましょう。

2. 汗を床に落としながら歩かない

ルールでタオルを持っていくことが必須だと紹介しました。タオルが必須なのは自分からイヤな臭いを発さないようにするためでもありますが、他の人が安全にトレーニングするためでもあります。

流れ落ちる汗をそのままにして歩いていると、床に汗が落ちて滑りやすくなるためとても危険です。スポーツクラブを使用している全員が安全に使用できるためにも、汗は必ず拭くようにしましょう。また、クラブによっては感染対策の消毒用に使用するタオルと、足元の汗などをふきとるタオルを分けているところもありますので、床を拭いたタオルで手の触れる箇所を拭くことがないように気を付けましょう。

3. マシンは速やかに使用して独占しない

スポーツクラブに仲間がいる人がやってしまいがちなマナー違反ですが、マシンを使用している状態でおしゃべりを始めて独占するのはNGです。人が多い時間は人気のマシンを使用したいと考えている人はたくさんいます。

たとえ周りにそのマシンを使用したい人が見当たらなかったとしても、トレーニングをしたらすぐにその場を離れるようにしましょう。

またトライセット(3つのエクササイズを組み合わせる方法)など、いくつかのマシンを順番に使って行うトレーニングもあります。このトレーニング自体がNGというわけではないのですが、トライセットなどを行うなら人の少ない時間帯や曜日を狙いましょう。ルールを守って効率よくトレーニングを行いましょう。

4. マシンの重りは決められた位置に戻す

スポーツクラブのマシンにはウエイトが付いています。負荷は自分で選べますが、使用したらウエイトは元の位置に戻すようにしましょう。こうすることで「もう使用していない」という意思表示にもなります。体格に合わせてシートの位置を動かす必要があると思いますが、シートも必ず元の位置に戻しましょう。シートの位置は番号が記されていることがほとんどですので、自分の身体に合ったシート位置をメモしておけば、次回からスムーズに使用できます。

ジム初心の女性が気を付けたいこと

こんなときどうする?初心者女性が気を付けたいこと

今回は、スポーツジムで気を付けたいことをご紹介していますが、女性特有のルール・マナーについてもポイントを押さえておきましょう。

1.運動に適した服装を準備しましょう

トレーニングのモチベーションを維持するためにも、服装にはこだわりたいですよね。 いろんなサイトでトレーニングウェアを探す方も多いのではないでしょうか。 基本は、Tシャツとひざより長い丈のパンツでOK!レギンスやスポーツタイツを着用する際は、1枚で着用するタイプのものなのか、ショートパンツの下に履くタイプのものかをよく確認しましょう。ショートパンツを着用する際は座ったときやかがんだ時の見え方も事前にチェックしておきましょう。 首元のゆるいシャツはかがんだ時に中が見えてしまうこともあります。できるだけ首元がゆるくないものを選び、中に着るインナーもスポーツタイプのものを着用しましょう。

2.長い髪はむすびましょう

インスタグラムなどに出てくるモデルさんは、かっこいいイメージを見せるために長い髪をなびかせていることがありますが、トレーニングによっては視界が狭くなることによるケガや、器具にまきこまれる危険性があります。

3.香水の使用は控えめに

汗の匂いが気になって、香水や香り付きの制汗剤を使用する方もいるかもしれませんが、室内でのトレーニングはマシン同士の距離が近いこともあり、スメルハラスメント(匂いで周囲に不快な思いをさせる行為)になりかねません。自分では気づきにくいこともあるので、スポーツジムを利用する際は香水の使用はせず、制汗剤はできるだけ無香料タイプのものを選びましょう。

安全に気持ちよくスポーツクラブを使おう

今回紹介したルールやマナーはスポーツクラブ側が入会時に説明してくれることもありますが、スポーツクラブでトラブルを避けるためにも、誰もが安全に気持ちよく使用できるためにも、今回紹介したルールやマナーは最低限守るように心がけましょう。特に24時間フィットネスなどスタッフの居ない時間がある店舗を利用する場合は、事前にルールやマナーなどのポイントをおさえておくことで、安心して続けることができます。

器具の使い方やトレーニングメニューの選び方をもっと詳しく知りたい方には、スタッフが常駐している総合スポーツクラブがおすすめです。また、無料体験を実施している店舗があれば積極的に参加してみましょう。親切なスタッフがいるスポーツクラブが見つかれば、充実したフィットネスライフを送ることができるはずです。ぜひ健康なカラダづくりにチャレンジしてみましょう。