店舗からのお知らせ
【健康寿命を延ばそう】ご年配者×栄養
2022.07.24
いつもご覧いただきありがとうございます。
7月は「健康・運動~女性・ご年配者特集~」です。
第3弾は、「ご年配者×栄養」です。
高齢になると少しずつ食べる量が減り『低栄養』になる可能性があります。中高年代での問題と併せてご案内していきたいと思います。
最初に、中高年で肥満がある人は高血圧や糖尿病になりやすいだけではなく、動脈硬化が進みやすく、脳卒中や心筋梗塞を起こすリスクも高くなります。
メタボや肥満の改善が勧められているのは、これらの生活習慣病を防ぐためです。その為に、50~60歳代前半くらいまでには太りすぎないように食事指導を受けた方も少なくはないと思います。
そのため、
太りすぎないように = 痩せている方が良い
というようなイメージがついている方もおられるかもしれません。
しかし、肥満と同じくらい『痩せ』も健康寿命の為には注意が必要です。
特に、65歳以上になったら、同じくらい『痩せ』の問題が大きくなります。
高齢になると少しずつ食べる量が減ってくる人が多くなります。
食事で十分な栄養が取れずに痩せてくると...
骨や筋肉を維持できなくなる
↓
ふらつきや転倒による骨折
↓
サルコペニアやロコモ(詳しくは先週配信内容チェック)
↓
自分の足で歩くのが困難になる
↓
寝たきり状態
というような悪循環に繋がる可能性があります。
このような状態になりたくないですよね。
そうならない為にも、低栄養になる原因を見ていきたいと思います。
【低栄養になる原因】
1.食欲の低下
先ほどもお伝えしましたが、若いころに比べてご高齢になってくると食欲が落ちてきます。それが原因で十分な栄養がとれず低栄養に。
2.栄養の利用効率低下
高齢になると身体の吸収消化力が低下するため、とった栄養が身につきにくくなります。
3.病気の影響
・持病や過去にかかった病気の影響で食事がとりにくい
・歯が弱くなってよく噛めない、入れ歯が合わない
などで、食事量が減ってしまう。
4.粗食が良いと思い込み
若いころに「肥満は健康に悪い」とさんざん注意されてきたため、高齢になっても必要以上に粗食を守っている人が多いです。
65歳以上になったら高度な肥満でなければ、低栄養にならないように食事をしっかりとることが大切なのです。
思い当たることはありませんか!?
【低栄養対策・気をつけること】
それは、元気に動ける骨格筋を保つために必要な、
・良質なたんぱく質をとること
そして、体力と抵抗力を保つために、
・エネルギー(カロリー)をとること
です。
また、食事で気をつけていただきたいことをお伝えしていきます。
これらすべてを行うことは難しいかもしれませんが、1つでも多くの項目を行えるように工夫していきましょう。
そうすることで、
『元気に長生き』
することに繋がり、健康寿命を延ばしていくことができます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次週は、「ご年配者×脳トレ」です。
脳を使いながら体を動かすと効果的⁉
ご自宅でカンタンに行える脳トレ×運動(シナプソロジー)動画もご紹介します。
是非ご覧ください。
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