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「運動×痛み」〜腰痛〜

2022.04.10

いつもご覧いただきありがとうございます。

今月のテーマは、「運動×痛み」です。

2回は、多くの方が経験される腰の痛み

『腰痛』についてです。

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【原因と病名】

腰痛は、大きく2つに分類されます。

① 原因が特定できるもの

 原因が特定できないもの

①の「原因が特定できる病名」は全体の約15%で、主なものは

「椎間板ヘルニア」

「脊柱管狭窄症」

「脊椎の圧迫骨折」 などです。

またこれらの病気を引き起こす要因は、

運動不足による筋肉の衰え

腰部(椎間板、関節、骨、神経など)に負担のかかる姿勢

ストレス

などが考えられます。

残りの約85%は、②の「原因が特定できないもの」となり、

その多くはいくつかの要因が重なっているものと言われています。

尚、「急性」「慢性」かで分類することもできます。

腰痛が3ヶ月以上続く場合は、慢性腰痛と診断されます。

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ここから「運動×痛み(腰痛)についてお話しますが、その前に、大切なことをお話します。

≪ポイント≫ ⇦重要

腰痛の原因は特定できないものが多いため、自分自身で歳だからとか、すぐ治るだろうとか勝手な判断はせず、まずは医療機関で診てもらうことが大切です。

原因が特定できないものが多いと言っても、ヘルニアや狭窄症など手術が必要なもの以外でも「内臓疾患からきているもの」や、もしかすると「がん(腫瘍)」の可能性もあります。

重要なことは医師の診断のもと、まずは適切な治療をすることです。

【運動×痛み(腰痛)】

それでは、本論「運動×痛み(腰痛)」についてお話します。

腰が痛いのに運動は無理・・・と思う方も多いと思いますが、

慢性腰痛の緩和には、運動療法が有効であることは科学的に証明されています。

運動によって筋力がアップし腰にかかる負担を軽減できます。
②ストレッチや体操によって、筋肉のこわばりを取ったり、筋(すじ)を伸ばすことで可動域を広げたりできます。
運動によって血液の循環が良くなることで、脳内の血流が良くなります。
④楽しく運動をすることで、脳内のドーパミンが脳内麻薬(μミューオピオイド)を分泌させ、痛みが脳に届かなくする効果(下行性疼痛抑制系)があります。

<有効な運動>

急性腰痛は安静が必要ですが、慢性の場合にできる運動を3つご紹介します

1.筋トレ・体幹トレーニング

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慢性的な腰痛に対しては、筋力強化が効果的です。

特に腹筋や背筋といった体幹の筋力トレーニングは、腰を支える筋力を強化できるため、腰椎への負担軽減が期待できます。

過去配信:"腹筋運動(クランチ) "など

(青字クリックで記事に飛びます)

2.ストレッチ・体操

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ストレッチは筋肉を伸ばすことで、筋肉のこわばりを減らし、血流を良くする効果があります。

またストレッチはリラクゼーションにも効果的です。

過去配信:アクトスで行っているストレッチ

(青字クリックで記事に飛びます)

3.姿勢改善

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姿勢を改善することは、腰痛の軽減や予防につながります。

さらに悪い姿勢は気づかないうちに、習慣化している可能性があります。

自分の姿勢をチェックし、修正することで腰痛の予防効果が期待できます。

過去配信:姿勢測定(シセイカルテ)

(青字クリックで記事に飛びます)

運動ではありませんが、「認知行動療法」というものもあり、

「腰が痛くて何もできない」ではなく

「痛みはあっても〇〇ならできる」など、

前向きに考える習慣をつけることによって、肉体的にも精神的にも症状が改善されて行く治療法もあります。

ストレスと運動との関係については、5月配信を予定しています。


最後までご覧いただきありがとうございました。

次回は、今月のテーマ「運動×痛み」の第3

「ひざ痛」についてです。

動画を交えて、対策などをご紹介します!

是非、ご期待ください。

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